自分でやるべき業務とは
それ、本当に自分の仕事?
業務が増えてくると、
「これは自分でやるべきなのか」
と立ち止まる場面が増えてきます。
忙しい状況ほど、
とりあえず自分で抱えた方が早い、と判断してしまいがちです。
しかし、
すべてを自分でやることが正解とは限りません。
「自分でやるべき」の基準が曖昧
自分でやるべき業務を考えるとき、
- 慣れている
- 早くできる
といった理由が、判断の基準になりがちです。
ただしこれは、
その場の効率の話であって、
業務全体をどう設計するかという視点とは少し異なります。
自分でやるべき業務の本質
本来、
自分でやるべき業務とは、
判断や方向性を含む業務です。
- 何を優先するか
- どこまでやるか
- どう進めるか
こうした要素が含まれる業務は、
単純に切り出すことができません。
作業と判断が混ざりやすい
実際の業務では、
作業と判断が一体になっていることが多くあります。
その結果、
判断が含まれているからという理由で、作業まで抱え込んでしまう
という状態が生まれやすくなります。
自分でやらなくてもよい業務
次のような業務は、
必ずしも自分でやる必要はありません。
- 判断基準がすでに決まっている作業
- 手順を再現できる業務
- 成果が明確に確認できる作業
これらは、
判断と切り分けることで、任せやすくなります。
「自分がやらないと不安」の正体
自分でやるべきか迷う背景には、
「任せると不安」
という感覚があります。
この不安は、
業務の難しさではなく、判断が共有されていないこと
から生まれている場合が多くあります。
自分でやる業務が増えすぎると起きること
自分でやる業務が増え続けると、
次のような状態になりやすくなります。
- 判断が後回しになる
- 本来注ぐべき業務に集中できない
- 全体を見る余裕がなくなる
これは、
業務量の問題ではなく、判断が詰まっている状態です。
自分でやる業務を見直す視点
自分でやる業務を減らしたいときは、
「自分にできるかどうか」ではなく、
判断を残す必要があるかどうか
という視点で整理してみてください。
判断を残し、作業を切り出す
すべてを任せる必要はありません。
判断は自分が持ち、
作業だけを切り出す。
この形でも、
業務の負荷は大きく下げることができます。
自分でやるべき業務は固定ではない
自分でやるべき業務は、
最初から決まっているものではありません。
状況や体制が変われば、
切り分けが変わるのは自然なことです。
自分でやるべき業務を考えるときは、
「誰が一番早くできるか」ではなく、
「誰が判断を持つべきか」
という視点で見直してみてください。
その視点があるだけで、
業務の切り分けは、ずっと現実的になります。