外注を試すという判断
いきなり、決めない
外注するかどうかで迷ったとき、
「やるか、やらないか」の二択で考えてしまいがちです。
しかし実際には、
その間にもう一つの選択肢があります。
外注を試すという判断です。
目次
外注判断が重く感じられる理由
外注の判断が重くなるのは、
- 費用が継続的に発生する
- うまくいかなかった場合の修正が面倒
- 責任の所在が曖昧になりそう
といった不安が一度に浮かぶからです。
この不安がある状態で、
「継続前提の外注」を即断するのは、誰でもためらいます。
なぜ二択で考えてしまうのか
外注に限らず、判断に迷うときほど、
人は選択肢を単純化しがちです。
やるか、やらないか。
続けるか、やめるか。
この方が考えやすい反面、
判断の幅を自分で狭めてしまうことにもなります。
「試す」という判断が持つ意味
外注を試すという判断は、
外注するかどうかを決める前に、
前提を確かめるための判断です。
- 実際のやり取りはどうか
- こちらの期待は伝わるか
- 業務の切り分けは現実的か
これらは、
机上で考えても分からない部分です。
試さずに決めると起きやすいこと
外注を一気に本格導入した場合、
もし前提がズレていると、
次のような問題が起きやすくなります。
- 修正や調整が想定以上に増える
- 期待値のズレに気づくのが遅れる
- やめる判断がさらに重くなる
「始めてしまったから続ける」という判断になりやすい点も、
リスクの一つです。
試す外注で整理しておきたい前提
外注を試す場合でも、
何も決めずに進めてよいわけではありません。
最低限、次の前提は整理しておく必要があります。
- 試す目的は何か
- どこまでを試すのか
- 何が分かれば次の判断に進めるのか
この整理があることで、
試した結果を冷静に評価できます。
試すことで見えてくる判断材料
外注を試すことで、
- 想定していた負荷と実際の負荷
- コミュニケーションの相性
- 自社側に残る判断の量
といった点が具体的に見えてきます。
これらは、
外注を続けるかどうかを判断するための、
実感を伴った材料になります。
試したあとに決めればいい
外注は、
一度始めたら後戻りできない判断ではありません。
試したうえで、続けるかどうかを決める
という順番でも問題ありません。
むしろ、
最初から完璧な判断をしようとするより、
現実に合った選択がしやすくなります。
外注するか迷ったときは、
「決めるか、決めないか」ではなく、
「まず試せるかどうか」という視点を持ってみてください。
それだけで、外注という判断は、
ずっと扱いやすいものになります。